今回の内容
今回は、テラス屋根を作るやり方で、倉庫の屋根を延長したことを記事にまとめました。
何年か前にDIYで建てた倉庫があるんですが、その横に雨が多少降っても作業ができて、濡れないようなところが欲しかったので屋根を延長しようと思いました。
この記事は前編、後編と分けてユーチューブにアップしているので、ぜひ見てください。
建てる前の準備作業
道具
- 丸ノコ
- かなづち
- 板金バサミ
- 波板専用ハサミ
- 墨壺
- 13mm木キリ
- ノミ
- 19mmソケット
- インパクト
- 差し金
- 丸ノコガイド定規
- 手ノコ
木材
- 柱 105×105×3m 2本×2100円=4200
- 桁 45×105×4m 1本×1500円=1500
- 桁 30×105×4m 1本×950円=950
- 垂木 30×105×3m 12本×950=11400
- 横桟 30×40×4m 6本×300円=1800
- 筋交い、補強用 45×105×4m 1本×1500円=1500
木材の金額は21,350円になりました。
木材はホームセンターじゃなく、近くの木材屋さんから買いました。
木材の塗装
アサヒペンの水性塗料を使いました。
塗るのにハケではなくコテバケを使うと早くてきれいに塗れました。
根石の設置
根石は駐車場のコンクリートを打設したとき据えてました。
ボルトで柱を固定するために、羽子板付き根石を使います。
柱の加工
倉庫の壁から根石の距離と、設置した根石の高さから、倉庫の垂木の高さを測り柱の長さを出します。
言葉では説明しにくいのでJWCAD使って書いてみました。
柱をカットして、柱の桁をのせる部分を加工します。
下の写真の欠いだ所に2本桁をのせます。赤い線はイメージです。
左右で高さを変えているのは勾配分の高さを変えています。
15mm欠いでいます。
根石の上に柱を立てボルトで仮固定します。ボルト穴を13mmのキリで開けます。
下の画像のボルトで留めます。
桁に垂木欠きの加工
45×105と30×105の木材を桁に使います。
私は2本とも加工するのは大変なので45×105の1本だけ加工しました。
勾配分斜めに欠きます。
材料は45mmなので45(材料幅)×0.2(2寸勾配)=9mm斜めに欠き取りました。
横にのこぎりで切れ目を入れて、ノミで取りました。
倉庫の垂木のピッチが455なので、倉庫に合わせて欠きました。
垂木の加工
直角だと壁にあてたときに隙間ができるので、垂木も勾配分の角度でカットします。
計算は、105(垂木幅)×0.2(2寸勾配)=21mm
差し金を当てるやり方もありますが、私はいつも計算してます。
長さをカットするときに垂木の先端になる方も勾配でカットしました。
柱、垂木、横桟の取り付け
既存倉庫に垂木をのせかける、木取りを壁にビスで打ち付けます。
ビスを打つ個所は外壁の釘頭が見える所に打ちます。釘頭が見える所は下地があるからです。
2本の柱を立てて、垂木欠きをした桁を柱に仮にのせます。
そこに垂木をのせて、壁と垂木の直角を合板で合わせてから、桁のビスを留めます。
反対側の桁も留めたら、あとは間の垂木を留めます。
垂木のビスは斜め打ちしました。
垂木を全て留めたら、横桟んを打っちます。
横桟は550mm以下にし、軒先は100mm以下になるように位置決めします。
波板張り
波板の枚数を出すときは、屋根の長さ割る575mm(波板有効幅)で出せます。
ちなみに今回作った屋根は長さ3900mmだったので、3900mm÷575mm=6.78
6.78なので7枚必要ということです。
波板を張っていきます。
横方向の重ね代は2.5山以上重ねます。
使った傘釘は38mmを使いました。下地から出ない釘を使いましょう。
釘を留めるピッチは3~5山ごとに打ちます。
カーポートとの取り合いの所だけ波板を加工しないとはまらなかったので、板金バサミと波板専用ハサミでカットします。
筋交い補強
柱から屋根を出しすぎたので、赤い線の所に補強を入れました。
2本の柱の所に入れましょう。
破風の取り付け
破風は無ければなくていいですが、私はあった方が好きなので付けました。
もし破風を付けるときは破風分プラス10mmぐらいは、横桟を引っ込めておきましょう。
今回かかった費用
道具は全て持っていたので、その分は入れません。
- 羽子板付き根石 780円×2個=1560円
- セメント 1袋=456円
- 砂 自宅に1立米買い置きしているもの
- 木材 21,350円
- 塗料 1缶=3558円
- ハケ 1個=800円
- 塗料入れ 1個=500円
- ビス75mm 1箱=400円
- ビス90mm 1箱=400円
- ZマークボルトM12 4本×64円=256円
- 座金 4枚×19円=76円
- ポリカ波板 7枚×2280円=15960円
- 傘釘38mm 1箱=1600円
今回かかった費用は、46,926円でした。
この記事は前編、後編と分けてユーチューブにアップしているので、ぜひ見てください。
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